2025年　新年ご挨拶

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

令和７年の幕開けを迎え、心よりお喜び申し上げます。昨年は、地域包括ケアシステムの実現に向けた一歩を踏み出し、多くの方々に支えられながら、様々な取り組みを進めてまいりました。特に、医療・介護・障害に関するトリプル報酬改定が行われたことで、私たちのサービスの質をさらに向上させる機会が増えました。

2025年度には「団塊の世代」が全て75歳以上の後期高齢者となり、医療・介護のニーズが急速に増大していくことが予想されています。これに伴い、私たちも生産性向上に向けた取り組みを強化し、効率的かつ質の高いサービスを提供できる体制を整えてまいります。具体的には、ICTの活用や業務プロセスの見直しにより、職員の負担軽減を図り、入居者様が安心して生活できる環境を実現することを目指します。また、技能実習生の活用を進めることで、多様な視点とスキルを取り入れ、今後ますます活躍していく時代に備え、サービスの質を向上させていきたいと考えています。

昨年は、大谷翔平選手が50本塁打と50盗塁を達成し、さらにはワールド・シリーズ制覇を成し遂げたことが、私たちにとっても大きな刺激となりました。選手たちが一丸となって目標に向かう姿勢は、私たちの組織においても同様です。AS＝ONEの精神で、各職員が自らの役割を全うし、地域に根ざしたサービスを提供することで、信頼される存在となるよう努めてまいります。

今年は巳年、干支は乙巳（きのとみ）です。この年は「努力を重ね、物事を安定させていく」年とされており、私たちも新たな挑戦を恐れず、さらなるサービス向上を目指して邁進し、安定した環境を提供できるよう努めてまいります。ご利用者様が安心して生活できる環境を整えるために、職員一同、一層の努力を重ねてまいります。

今後とも、皆様のご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

令和7年　元旦
ケアホーム「ディア・レスト三次」
施設長　日野　克公